SLY(スライ) | バロックジャパンリミテッド(BAROQUE)
メインイメージ

emma
meets SLY
2021
capsule
collection

コラボのきっかけは……emmaからのラブコール。

私からSLYに「コラボさせてもらえませんか?」ってお願いしたのが始まりです。SLYは以前から大好きなブランド。モデルを始めた18歳の頃からお仕事させていただいてもいます。ファンのみんなの中にも愛用している方達は多いし、自分とはすごく親和性が高い。だから「一から服が作りたい」って考えた時、タッグを組むのはSLYがいいな!と思いました。絶対に作りたい“理想のデニム”を叶えてくれるのもSLYだなって。SLYのデニム、大好きなんです。いつか一緒に何か作れたら……っていう密かな願いが今回実現しました!

作りたかったのは「ありそうでなかった服」。

デザインするうえで重要視したのは「今、自分が着たいもの」であること。そして、その服を求めてくれる人のもとに届けられたら最高。私が作ったものを心から「良い」と思ってくれる人たちに着て欲しいです。
今回作ったのはシャツやTシャツ、デニムなど、ベーシックなアイテムばかり。でも色やカタチで“ありそうでない”デザインを探りました。私はとにかくシンプルな服が好き。でも、いざ探そうとすると、ベーシックで可愛いアイテムって意外と少ないんです。好きな色で、好きな素材で、好きなカタチのアイテムになんて滅多に出会えない。だから今回のコラボでは、「こんなのあったらイイのに」をカタチにさせていただきました。すごく贅沢な機会でした。それに、私と同じ気持ちの人ってきっといると思うんですよね。手に取った時に喜んでくれる人に届けたいです。

「家でも着られる」が裏テーマ。

今って基本的にはステイホームですよね。だからといって、ずっとパジャマで過ごしてしまうと気持ちの切り替えができない。どこかのタイミングで着替えないとマインドチェンジできないなって思っていて。
なので今回のコレクションは、家でもぜひ着て欲しいんです。“着心地のよさ”を意識して作ったから。オーバーオールなんて、まるでスウェットみたいにラクなの! もちろん外でもOKだし、シャツなんかはフォーマルなムードにも着られる。今の生活にフィットする服を作れたかなって思っています。

日常を“ちょっとだけ嬉しく”する服でありたい。

そして去年から新型コロナというものと向き合う中で、私が服を買うのは“自分の気持ちを上げたい時”だなってことに気付きました。全然家から出られなくて落ち込みそうになった時こそ、「よし、服を買おう!」って。
服を買うという行為が、心のバランスをキープしてくれている部分、あったと思います。届いた服はもちろん家ですぐ着用。そんなことだけで、ちょっと嬉しくなれたりするんですよね。
家で着られることも意識したのはそのためです。気軽に外出できない日々が続く中、「e/s」の服で気分を上げて欲しい。洋服に救われた私の経験をみんなにシェアしたかったから。

全部が大好きで、傑作。イチバンは選べない!

こんなにも今の自分の気持ちを表現できたコラボは初めてなんです。作っている最中も、完成したアイテムを着用した今も、ワクワクドキドキが止まらない。
試着を何回も繰り返したデニムは、お尻がキレイに見えることにこだわりました。フレアなシルエットで女っぽさもあるデニム、自分らしい一本が作れたことに感動しています。ほんのり透け感のある、絶妙な素材感のロンTもお気に入り。女性らしく着られるロンTって、なかなかないから嬉しくて。シャツセットアップはキレイに着られることとリラックス感を大切に。淡くてくすんだ3色を選んだのは、ちょっとした遊び心も表現したかったから。プルオーバーの襟付きニットは、まさに“ありそうでなかった”アイテム! このカタチで夏に着られる薄手のものがどうしても欲しくて……。キレイになりすぎない、たっぷり感のある袖がポイントです。
そんな風に“ずっと欲しいと思っていたもの”だけを作っていったから、満足度がすごい!! ぜーんぶ最高。どのアイテムも愛おしくてたまりません。

ピアスはいつも応援してくれるファンのみんなに。

私は、プライベートでは18歳の時からフープピアスしかしたことがないんです。そして、ピアスをしない日は絶対にない。もはやカラダの一部。それをファンのみんなも知ってくれていて、「どこで買えるの?」という質問をよくもらうのだけど、そのほとんどが海外で手に入れたものなんですよね。なかなか紹介できないのが悔しくて。今回フープピアス&イヤリングを作ったのは、ファンのみんなへの恩返し。私らしいアイテムだし、真似もしやすいかなって。しかも、金属アレルギーで悩んでいる方々も使用可能です。

一緒に大人になれたら、っていう思いも込めて。

これまで長いことストリートなテイストを愛していた私ですが、年齢も重ねて、ここ最近は少しずつ変化が出てきました。服を選ぶ時の基準は“女性らしさ”。「e/s」にはそんな思いを詰め込みました。大人への憧れ。しなやかな大人の女性へと成長していきたいという願望。そんな思いも、みなさんが受け取ってくれたら嬉しいな。着る服もマインドも含めて、一緒に大人になっていけたらいいなって思っているんです。

Direction&model:emma(STARDUST PROMOTION)

Photo:217..NINA

Styling:Rino Nakamura

Hair&make-up:Rei Fukuoka(TRON)

Edit:Urara Takahashi

Cooperation:AWABEES,PROPS NOW